こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!
アメリカ東海岸の主要都市間(ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCなど)の移動手段として、アムトラック、メガバス、自動車などの選択肢があります。
今回、フィラデルフィアからワシントンDC間を、アムトラックとメガバスで行った場合の違いとして、予約方法、乗車の様子などをご紹介します。
アムトラックを利用する場合
予約方法
最初に、公式サイトの、予約をする箇所から、One way と書かれているところを選択し、One way(片道)か、Round-Trip(往復)などの選択をします。
次に、出発地と目的地、日付を入力し、「FIND TRAINS」を選択します。
具体例
例えば、4/9に、PHL(フィラデルフィア)からWAS(ワシントンDC)までの移動を予約するとします。
「FIND TRAINS」を押すと、候補がいくつか出てきます。
候補が18件ほど出てきました。
フィラデルフィアからワシントンDCの場合、Coach席だと、片道で100ドル前後、2時間位で到着します。
電車の種類によって、金額は異なりますが、ビジネス席は30ドルほどの追加料金で取れるようです。
個人情報の登録・申し込み
個人情報の入力、支払い方法(クレジットカードなど)を入力します。
チケットは、eTicketとして、メールで送られてくるので、その場合は印刷する必要がありません。
旅行保険をかけるかの選択
最後に、旅行保険をかけるかの質問が出てきますが、保険なしにしても、当日に、先方の都合(線路トラブルなど)でキャンセルになった場合、払い戻しの対応をしてもらえました。
乗車方法
乗り場の確認
出発30分前くらいに到着することが推奨されています。
eTicketの提示と、写真付きID(運転免許証やパスポートなど)が必要であると書かれてあります(が、実際にはIDはチェックされませんでした)
フィラデルフィアの場合は、「William H.GrayⅢ 30th Street Station」になります。
この建物の中に、アムトラックの乗り場があります。
掲示板の確認
到着したら、掲示板でStatusを確認し、「On time」になっていることを確認します。
キャンセルの場合は、「Cancelled」と表示されます(その場合は、別の手段(メガバス)の利用に切り替えるなどの候補もあります)
出発時間の5-10分くらい前に、Gateの番号が表示されるので、人の流れに沿って、その番号の階段を降りて、乗り場へ行きます。
乗り場は、「Coach class(自由席)」と「Business class(指定席)」があります。
Coach classの場合は、電車に「Coach class」と書かれた車両に乗車し、空いている席に座ります。
Business classの場合は、「Business class」と書かれた車両(アムトラックの一番後ろの車両)で、座席番号が振られているので、指定席に座ります。
どちらも、座席は広々としていて、コンセントもあるので、充電をすることもできます。トイレもあります。
チケット確認
乗車中に、車掌さんが、チケットを確認しに回ってきます。
オンラインで予約をしていた場合、送られたeTicketを見せると、そのQRコードをチェックされました。
携帯画面のチェックで済むので、チケットの印刷をする必要はありませんでした。
乗車に必要と書かれていた、写真付きIDは、特に要求されませんでした。
乗車中は、車内放送があり、ほぼ予定時刻通りに、目的地に到着しました。
メガバスを利用する場合
予約方法
公式サイトから、予約のページを開きます。
One way(片道)と、Round trip(往復)を選択して、「Find tickets」を選択すると、候補が出てきます。
予約によっては、直前の場合など、座席が指定できない場合もあり、その場合は、席の取り合いになります。
具体例
フィラデルフィアから、ワシントンDCまでの区間で検索をすると、
候補は5件で、アムトラック(18件)よりも少なかったです。
フィラデルフィアからワシントンDCの場合、片道で25ドル弱、3時間位(アムトラックの場合は2時間位)で到着します。
万が一、アムトラックが「Cancelled」になった場合に、メガバスに切り替えて、予定を変更することも可能です。
乗車方法
乗り場の確認
乗り場は、フィラデルフィアの場合は、アムトラックの駅から10分弱歩いたところの、外に乗り場があります。
乗車前に、チケットの確認をされ(eTicketを持っている場合は印刷不要)、指定された番号の座席に座ります。
直前の予約などで、指定席が取れなかった場合は、空いている席に座ることになります。
乗車の様子
安いので、混んでいて、隣の人との距離が近く、席が取り合いになったり、トイレ休憩が1回で、移動時間もかかるので、結構疲れました。
3月上旬に行った時は、バス内の温度が低く、寒すぎました(温度調整できるように、羽織物などがあった方が良さそうです)
到着時間は、ほぼ時間通りでしたが、移動時間がかかると、その分、現地での観光時間にも影響するので、スケジュールを確認していただいた方が良いかと思います。
まとめ
——時間的メリット(到着が早い、本数が多い)
——料金はバスよりは高い
——席が広々して快適で、疲労感が少ない
——路線トラブルなどで運行中止になることがある
——金銭的メリット(料金が安い)
——本数が限られ、到着まで時間がかかる
——席が狭く、取り合いになる
——疲労感が強く、バス酔いすることがある
予算の余裕がある場合、アムトラックの方が、本数も多く、快適で、移動時間が短く、疲労感も少ないので、オススメです。
費用を安く抑えたい、バスがそこまで苦ではない場合は、メガバスもオススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。