【2022年】アメリカ東海岸の主要都市をつなぐ移動手段(アムトラック・メガバス)の予約と乗り方

アムトラック

こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!

アメリカ東海岸の主要都市間(ボストン、ニューヨーク、フィラデルフィア、ワシントンDCなど)の移動手段として、アムトラック、メガバス、自動車などの選択肢があります。

今回、フィラデルフィアからワシントンDC間を、アムトラックとメガバスで行った場合の違いとして、予約方法、乗車の様子などをご紹介します。

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目次

アムトラックを利用する場合

予約方法

最初に、公式サイトの、予約をする箇所から、One way と書かれているところを選択し、One way(片道)か、Round-Trip(往復)などの選択をします。

アムトラック予約

Amtrak HP参照

次に、出発地と目的地、日付を入力し、「FIND TRAINS」を選択します。

予約

Amtrak HP参照

具体例

例えば、4/9に、PHL(フィラデルフィア)からWAS(ワシントンDC)までの移動を予約するとします。

4/9の場合

Amtrak HPより参照

FIND TRAINS」を押すと、候補がいくつか出てきます。

電車

Amtrak HP参照

候補が18件ほど出てきました。

フィラデルフィアからワシントンDCの場合、Coach席だと、片道で100ドル前後2時間位で到着します。

電車の種類によって、金額は異なりますが、ビジネス席は30ドルほどの追加料金で取れるようです。

個人情報の登録・申し込み

個人情報の入力、支払い方法(クレジットカードなど)を入力します。
チケットは、eTicketとして、メールで送られてくるので、その場合は印刷する必要がありません。

旅行保険をかけるかの選択

最後に、旅行保険をかけるかの質問が出てきますが、保険なしにしても、当日に、先方の都合(線路トラブルなど)でキャンセルになった場合、払い戻しの対応をしてもらえました。

乗車方法

乗り場の確認

出発30分前くらいに到着することが推奨されています。
eTicketの提示と、写真付きID(運転免許証やパスポートなど)が必要であると書かれてあります(が、実際にはIDはチェックされませんでした)

フィラデルフィアの場合は、「William H.GrayⅢ 30th Street Station」になります。
乗り場
この建物の中に、アムトラックの乗り場があります。
乗り場の様子

掲示板の確認

到着したら、掲示板でStatusを確認し、「On time」になっていることを確認します。

キャンセルの場合は、「Cancelled」と表示されます(その場合は、別の手段(メガバス)の利用に切り替えるなどの候補もあります)
掲示板
出発時間の5-10分くらい前に、Gateの番号が表示されるので、人の流れに沿って、その番号の階段を降りて、乗り場へ行きます。
乗り場へ
階段を降りる
乗り場は、「Coach class(自由席)」と「Business class(指定席)」があります。
アムトラック

Coach classの場合は、電車に「Coach class」と書かれた車両に乗車し、空いている席に座ります。

Business classの場合は、「Business class」と書かれた車両(アムトラックの一番後ろの車両)で、座席番号が振られているので、指定席に座ります。

どちらも、座席は広々としていて、コンセントもあるので、充電をすることもできます。トイレもあります。

チケット確認

乗車中に、車掌さんが、チケットを確認しに回ってきます。
チケット確認
オンラインで予約をしていた場合、送られたeTicketを見せると、そのQRコードをチェックされました。

携帯画面のチェックで済むので、チケットの印刷をする必要はありませんでした。
乗車に必要と書かれていた、写真付きIDは、特に要求されませんでした。

乗車中は、車内放送があり、ほぼ予定時刻通りに、目的地に到着しました。

メガバスを利用する場合

メガバス

予約方法

公式サイトから、予約のページを開きます。
メガバス

One way(片道)と、Round trip(往復)を選択して、「Find tickets」を選択すると、候補が出てきます。

予約によっては、直前の場合など、座席が指定できない場合もあり、その場合は、席の取り合いになります。

具体例

フィラデルフィアから、ワシントンDCまでの区間で検索をすると、
バスの場合
候補は5件で、アムトラック(18件)よりも少なかったです。

フィラデルフィアからワシントンDCの場合、片道で25ドル弱3時間位(アムトラックの場合は2時間位)で到着します。

万が一、アムトラックが「Cancelled」になった場合に、メガバスに切り替えて、予定を変更することも可能です。

乗車方法

乗り場の確認

バス乗り場

乗り場は、フィラデルフィアの場合は、アムトラックの駅から10分弱歩いたところの、外に乗り場があります。
乗車前に、チケットの確認をされ(eTicketを持っている場合は印刷不要)、指定された番号の座席に座ります。

直前の予約などで、指定席が取れなかった場合は、空いている席に座ることになります。

ただ、予約なしの場合、乗車時に空いていた席でも、後から、その席を指定席として買った人がいたら、譲らないといけなくなります。

乗車の様子

乗車の様子

安いので、混んでいて、隣の人との距離が近く、席が取り合いになったり、トイレ休憩が1回で、移動時間もかかるので、結構疲れました。

3月上旬に行った時は、バス内の温度が低く、寒すぎました(温度調整できるように、羽織物などがあった方が良さそうです)

到着時間は、ほぼ時間通りでしたが、移動時間がかかると、その分、現地での観光時間にも影響するので、スケジュールを確認していただいた方が良いかと思います。

まとめ

⚫︎アムトラック
——時間的メリット(到着が早い、本数が多い)
——料金はバスよりは高い
——席が広々して快適で、疲労感が少ない
——路線トラブルなどで運行中止になることがある
⚫︎メガバス
——金銭的メリット(料金が安い)
——本数が限られ、到着まで時間がかかる
——席が狭く、取り合いになる
——疲労感が強く、バス酔いすることがある

予算の余裕がある場合、アムトラックの方が、本数も多く、快適で、移動時間が短く、疲労感も少ないので、オススメです。

費用を安く抑えたい、バスがそこまで苦ではない場合は、メガバスもオススメです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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