【2022年】アメリカでの車の衝突事故後の対応について(警察、保険会社とのやりとり)

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こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!

前回の記事で、アメリカでの車の衝突事故と、事故直後の対応についてご紹介しましたが、警察が4時間以上来ず、後日、警察署で対応してもらうことになりました。

今回は、事故直後以降の、警察署での対応、保険会社の対応、車の修理について、経験したことをご紹介します。

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目次

警察署での対応

現地の友人も含めて、最寄りの警察署(West philly)へ行きました。
警察署
外観は、あまり警察署の感じがなく、内部の壁には、歴史的に有名なジャズ歌手が飾られておりました。
ジャズ歌手

Police reportの作成

窓口
警察の窓口で、応対してもらい、現地の友人には、英語でかなり助けられました。

事故時の状況、記録写真(相手のライセンスプレート、事故現場など)を見せながら、警察の質問に答えていきました。

記録をするのは、警察なので、実際の「Police report」をその場で見せてもらうことはできませんでした。

記入書類

その後、真ん中のあたりに事故処理番号(Case number)の書かれた紙を渡され、記入しました(→提出はせず、記録用)
レポート
主に記入したことは、

⚫︎Crime or Incident classification(犯罪 or 事故の種類)
→「Auto Accident(自動車事故)」
⚫︎Location of occurrence(事件の起きた場所)
⚫︎Date of occur(事件の起きた日付)
⚫︎Time of occur(事件の起きた時間)
⚫︎Complainant(自分の名前)、Age(年齢)、Race(人種)、Sex(性別)、Phone(電話番号)、Address(住所)
⚫︎Witness(目撃者)
→いる場合は、その人の名前、住所、電話番号
⚫︎Property description(自分の車の情報)
→自分の車の年式、車種、色、Vehicle identification number(VIN)←車両保険証に書いてあります
⚫︎Insured
→自分の車が保険に入っているかどうか(Yes or No)
⚫︎Vehicle-1 Ownername
→自分の名前

その他は、事故相手の情報がないため、空白にしました。

警察署自体は、1時間くらいかかり、終了後、確認のため、「Police reportの写しが欲しい」と伝えましたが、今回の警察署では、それはできないと言われ、3〜4週間で仕上がるとのことでした。

保険会社の仲介会社(エージェント)へ連絡

連絡
警察から帰宅後に、保険会社のエージェント(日本語が通じる)に連絡をしました。

事故時の状況、保障、取れる手段について、相談をすることができました。

このような時には、日本語が通じるエージェントだと助かると思いました。

エージェントから提示された選択肢は2つ

1、相手の保険を、最初から使う

相手が保険に入っている前提になりますが、Police reportを待って(3-4週間)連絡をすると、相手方が責任を認めた場合、相手の保険を最初から使うことになり、こちら側の保険料は上がらないとのことでした。

ただ、相手の保険会社に日本語を話せる担当者がいない場合は、相手の保険会社と、全て英語で交渉をしないといけなくなります。

2、自分の保険を使う

Subrogation claims(サブロゲーションクレーム)といって、自分の保険で初期対応を行います。

保険でカバーした分を、後から、相手方が悪いと判断された場合に、かかった費用を相手方の保険会社から、こちら側の保険会社へ振り込んでもらうというものです。

ただ、相手が無保険(Uninsured)だった場合、サブロゲーションクレームができない(保険会社に所属していない)ため、その場合は、自分の保険の保障の範囲内で対応を行い、こちら側の保険料が上がることになります。

我々の選択

相手の保険を最初から使いたいところですが、相手が無保険の可能性もあり、Police reportが仕上がるまでの期間、相手の保険会社とのやり取りなどで時間がかかります。

こちら側は、それまで待てないため、自分の保険を使用し、初期対応をしてもらう、サブロゲーションクレームで対応をすることにし、保険会社に連絡をしました。

相手が無保険だった場合は、サブロゲーションクレームができないため、自分の保険の保障内で対応することになりますが、逆に、相手の保険会社とのやりとりは不要になります。

車がない間のレンタカーについては、保険会社から紹介され、1日40ドルまでの保障をつけてもらえ、修理が完了するまでの間、希望があれば利用できる状況になりました。

幸い、フィラデルフィアは公共交通機関(バス、トロリー、電車)が発達しているため、職場への通勤などは、特に問題なく生活できるのでよかったです。

車が使えない間に利用したもの

Hmart(アジア系のスーパー)が郊外にあり、買い出しにいけなくなったため、「Weee!」を使ってみました。

アジア系の野菜(キャベツ、ネギなど)や、薄切り肉の取り扱いもあり、宅配サービスなので便利でした。

おまけ :鹿との衝突が多い

鹿
ペンシルベニア州では、鹿との衝突事故もよく聞きます。
餌を探しているためのようで、大きい道路や、高速道路でも、鹿に遭遇することはあるようで、道路上に鹿が倒れているところを見ることがあります。

他にも小動物(アライグマ、リスなど)との接触も聞きますが、鹿との接触事故では、とても衝撃が強く、車の破損が激しく、高速道路の場合は、致命的な事故に繋がることもあるようです。

鹿に接触しないことを祈ります。。。

まとめ

今後、車の修理にかかった期間、費用、保険会社の対応などについて、進捗があったら、アップデートしていきたいと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※8月1日更新

結果的に、Total loss(廃車)の査定となりましたので、それまでの決定や手続きなどについて、以下の記事をご参照ください。

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