【SEPTA】フィラデルフィアのバスの乗り方【2026年版】

2021年に公開した記事を読み返したところ、運賃も支払い方法も大きく変わっていました。
現在はSEPTA Key cardを買わなくても、対応するクレジットカードやスマートフォンをタッチするだけで乗車できます。
これからフィラデルフィアへ行く方が古い情報で迷わないよう、2026年7月時点の公式情報に沿って全面的に更新しました。

ペンシルベニア州には、「SEPTA」と呼ばれる南東ペンシルベニア交通局が運営する公共交通機関があります。
ペンシルベニア州のフィラデルフィアを中心に展開する地下鉄、路面電車(トロリー)、バス、Regional Rail等を利用することができます。

場所にもよりますが、公共交通機関でダウンタウンから郊外まで行くこともでき、とても便利です。
私はフィラデルフィアに住んでいた頃、運転免許を持っていなかったので、一人で出かける際に、週に2〜3回はバスを利用していました。

フィラデルフィアのトロリーの乗り方についても記事にしていますので、必要の方は参考にしてください。

※運賃や制度は今後も変わる可能性があります。最新情報はSEPTA公式サイトでご確認ください。

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目次

バスの乗り方

バス運賃

2026年7月現在、バスの運賃は、1回の乗車で$2.90です。
支払い方法にかかわらず、同じ金額です。

以前は「SEPTA Key cardなら$2、現金なら$2.5」と支払い方法で金額が違いましたが、現在は統一されています。

現金の場合、両替不可。運転手がお釣りを出すことはできません。ぴったりの金額を用意しましょう。
また、現金払いは後述の「無料乗り換え」の対象外なので、乗り換えがある場合は損になります。

支払い方法を選ぶ

現在は、大きく分けて3つの支払い方法があります。

1. タッチ決済(クレジットカード・Apple Payなど)

いちばん大きな変化がこれです。
タッチ決済対応のクレジットカード・デビットカードや、Apple Pay・Google Pay・Samsung Payを、乗車時にそのまま読み取り機にタッチすれば乗れるようになりました。

渡米したばかりでSEPTA Key cardをまだ持っていない方や、短期滞在の方は、手持ちのカードやスマホだけでバスに乗れます。

2. SEPTA Key card

septaカード
SEPTA Key HPより引用

チャージして使うSEPTAの交通系ICカードです。バス、トロリー、地下鉄、Regional Railと全てで使えます。

SEPTA Key cardが購入できる場所
・SEPTA Fare Kiosk
・SEPTA Sales Office
・Retail

カードの発行には$4.95かかりますが、購入後にオンラインでカード情報を登録すると、$4.95分は残高として戻ってきます。
クレジットカードと紐付けできるので、例えば$20ごとに自動チャージしてくれるので、便利です。

3. 現金

1回$2.90。両替不可・お釣りなし・無料乗り換えなしなので、あくまで最終手段という位置づけです。

無料乗り換えについて

タッチ決済またはSEPTA Key cardで支払うと、最初のタッチから2時間以内であれば、2回まで無料で乗り換えができます。
バス⇄地下鉄・トロリー間の乗り換えも対象です(Regional Railは対象外)。

条件は、行きも帰りも同じカード(同じスマホ)でタッチすること。
現金払いは無料乗り換えの対象になりません。

バスの停留所へ行く

私は、普段目的地に行く時は、「Google map」で目的地を入力し、公共交通機関のマークをクリックして、バスの時間と停留所をチェックしていました。
バスの位置情報や遅延が表示されることもありますが、実際の運行とずれる場合があります。

SEPTAの公式アプリをダウンロードして、同様に検索することもできます。
アプリやトリッププランナーは、SEPTA公式サイトから辿れます

SEPTA appより引用

バスが来たら

ISEPTA PHILLY Twitterより引用

たまに通り過ぎられることもあるので、自分がひとりの場合などは、手を挙げたりして「乗ります」アピールをします。

前のドアが開くので、前から乗車し、タッチ決済のカードやスマホ、またはSEPTA Key cardを読み取り機にタップ or 料金箱で運賃($2.90)を入れます。

バス乗車中

割と女性が多いイメージです。朝〜午後は仕事関係の人が多いです。
車内表示や放送が分かりにくいこともあるので、Google MapsやSEPTAアプリでも現在地を確認しておくと安心です。


降りる場所の前の停留所を過ぎたあたりで、窓際にある、黄色のヒモを引っ張ります。
→電光掲示板に「Stop requested」と表示されます。
車椅子の人が乗ってきたら、前の方の優先席の人たちには他の席に移ってもらいます。

降車時

「Please Exit By Rear Door(後ろのドアから出るように)」と書いてありますが、前から降りる人もいます(というか皆気にしていなさそう・・・)
たまに、黄色のヒモを引っ張ったのに、停まってくれないこともあります。
その時は、「Back door please!!」と大声でいう人もおりますが、私はそこまで度胸がないので、前の運転手さんのそばに行き、「Excuse me. I need to get off.」と言います。
「I’ll get off.」でも通じます。覚え方は「揚げ豆腐!!」(I’ll get off.)
実際に咄嗟に思い出せるのは、こういう言葉なんだなと思いました。

まとめ

時間通りに来ないことはもちろん、たまにスキップされることもありますが、バスは利用しやすくオススメです。
運行間隔は路線や時間帯によって差があるので、乗る前にアプリやGoogle mapで確認するのが確実です。

なお、SEPTAは2026年8月末から「New Bus Network」というバス路線網の再編を段階的に始める予定です。路線番号や経路が今後数年かけて変わっていくので、この記事で紹介した内容も、最新の公式情報とあわせてご覧ください。

私が日中に利用した範囲では、地下鉄よりもバスのほうが安心して乗れると感じることが多かったです。ただし、路線や時間帯、地域によって雰囲気は大きく変わります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今年更新した点(2026年7月)

  • 運賃:支払い方法を問わず一律$2.90になりました(2024年・2025年の2回の値上げを反映)
  • タッチ決済:クレジットカードやApple Pay等をタッチするだけで乗車できるようになりました
  • 無料乗り換え:2時間以内・2回まで無料の乗り換え制度が新設されました(現金は対象外)
  • 路線再編:2026年8月末からバス路線網の再編(New Bus Network)が段階的に始まります
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