こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!
ペンシルベニア州には、「SEPTA」と呼ばれる南東ペンシルベニア交通局が運営する公共交通機関があります。
SEPTA Key Cardを購入すると、バス、トロリー、Regional Rail、地下鉄と全てで使えます。
これまで、フィラデルフィアのバスの乗り方、トロリーの乗り方について、ご紹介してきましたが、今回は、郊外に行く際などに利用する、Regional Railの乗り方、料金、治安について、ご紹介します。
Regional Railとは
走行するルート
Paoli/Thorndale Lineのルート
下の地図の、青いラインが「Paoli/Thorndale Line」です。
フィラデルフィア郊外で、日本人が多く住む地域である、Wynnewood、Ardmore(日系スーパー・Maidoがある)、Bryn Mawr(高級住宅街)なども通ります。
電車のルートが、東西に走るオレンジ色で示されている「Lancaster avenue」をまっすぐ通るのではなく、Merion station、Narberthを通るように迂回しているのは、裕福な地域でニーズがあるからのようです。
Regional Railの乗り方
SEPTA Key Cardを入手する
購入後、オンラインでカード情報を登録します。
クレジットカードと紐付けできるので、例えば$20ごとに自動チャージしてくれるので、便利です。
Regional Railの運賃
バス、トロリー、地下鉄は一定料金ですが、Regional Railの場合は、区画によって変わってきます(詳細はこちら)
家族連れの方などは、郊外に居住している方も多く、フィラデルフィア中心部に職場がある方の場合など、利用頻度が高い方は、定期券を購入することもできます(詳細はこちら)
乗車の様子
1. 駅へ行く
Google mapで目的地を入力し、公共交通機関のマークをクリックして、駅の時間と場所をチェックします。
Regional Railの現在地や、遅延状況も表示されます(運転手さんが更新を忘れていなければ・・・)
SEPTAのアプリをダウンロードして、同様に検索することもできます。
乗り場では、行き先が「Center city」なのか「郊外」なのかをチェックします。
反対側の路線の場合は、階段で地下を通って、反対側の乗り場へ行くことができます。
2. 乗る駅でカードを機械にタップする
事前に乗る前に、カードをタップ(tap in)をします(乗った場所から、精算が始まるため)
3. 乗車時
ドアが開くので、階段を登って乗車し、空いている席に座ります。
座席は、地下鉄などと比較して、広々としています。
走行中はドアはしまっていますが、各駅に到着するたびに、ドアを開けてもらえて、降りることができます。
車掌さんが点検に来た際には、カードを差し出して、チェックを受けます。
車内放送で、次の停車駅の名前を言われて、各駅で止まりますので、降りたい駅が来たら並んで降ります。
4. 降車時
降りる駅で、カードを機械に再度タップをする(=tap out)する必要があります。
Regional Railの治安
バスやトロリーと比較して、白人の比率が高く、上品な客層が多いです。
車掌さんが電車の1区画ごとにいるので、電車内では治安が良いです。
注意点
バスやトロリーの場合は、区間に限らず、一定の金額なので、乗車時だけ(1回)のタップで良いのですが、Regional Railの場合は、区間によって料金が異なってくるので、必ず乗車時と、降車時にはタップを忘れないようにしないといけません。
Regional Railのメリット
Regional Railのデメリット
まとめ
バス、トロリー、地下鉄の方が、利用料金は安いですが、その分、乗車客は比較的落ち着いた人たちが多い印象で、あまり不安に感じることはありませんでした。
状況に合わせて、公共交通機関を使い分けていただくことをオススメします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。