【2022年版】アメリカでディーラーを通して中古車購入をした体験談(ペンシルベニア州)

こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!

今回は、アメリカで初めて中古車を購入したので、購入の手続きや流れ、参考にしたウェブサイト、ディーラーとの価格交渉などの、体験談を共有します。

この記事はこんな人向けです。

・アメリカで中古車購入を迷っていて、検討中の人
・アメリカの中古車購入の流れ、実際の様子を知りたい人

中古車購入のメリット
⚫︎ 予算内で購入できる
⚫︎ 年代やモデルなど選択肢が多い
⚫︎ 新車と比べて安価
中古車購入のデメリット
⚫︎ 帰国時に売却する必要がある
⚫︎ メンテナンスの費用がかかることがある
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目次

1. 予算・乗りたい車を決める

ディーラーの中古車サイトの中で、「Carfax」と「Cars.com」を参照しました。

重視したポイントは、馬力、トルク、年式、走行距離、車のフレーム、燃費です。
国産車は故障の頻度が低く人気です。

以下、「Carfax」のウェブサイトの実際の見方をお伝えします。

Carfax HPを参照

気になるブランド、車種、ZIP codeを入れて、近くのディーラーを検索します。

Carfax HP参照

次に、ヒストリーレポートの有無、事故車でないかなどをチェックし、次に進みます。

Carfax HPより参照

例として、上記のように気になる車を選択すると、その車のヒストリーレポートを含めた情報を得ることができます。

選ぶ車によって、ディーラーが変わるので、決めた後に、ディーラーに電話をして「今から行きます」と伝えました。
※次の日には売れている可能性があるので

選んだ中古車

うちの場合は、$10000を予算とし、総走行距離が20万マイル以下で、フレームが頑丈なもの、機能を優先し、以下の車に決めました。

⚫︎ TOYOTAのCamry 2012
⚫︎ 駆動方式はFWD前輪駆動
⚫︎ 総走行距離は10万マイル、3年の使用
⚫︎ 車両価格は、$10700→$10000(価格交渉の末)

2. ディーラーに行く

車に詳しい友人と一緒に行くことをお勧めします。

後で説明しますが、車を受け取るために、最低3回往復することになりました
⚫︎ 購入
⚫︎ 受け取って車検まで持って行く
⚫︎ 車検から受け取る

3. 現車確認、試乗する

現車確認のポイント

⚫︎ 走行距離
——10万マイルでエンジンのタイミングベルトの交換が推奨されています(タイミングチェーンの場合は別)
⚫︎ 傷はあるか
——ボディ、内装、ガラスの亀裂など
⚫︎ エンジンルーム
——ボンネットを開けて確認
⚫︎ 保安部品
——ブレーキ、ホーン、ヘッドランプ、ウィンカー、ブレーキランプなどの操作確認、球切れがないか
⚫︎ 消耗部品
——タイヤやブレーキパッドが摩耗していないか
⚫︎ 下回り
——オイル漏れ、冷却水漏れ、サビがないか

4. 価格交渉をする


ペンシルベニア州では、車検制度があり、年1回、Safety check(=車検)を受ける必要があります(参考:PennDOT HP

車購入後に、Safety checkにいく必要がありますが、その際に見込まれる修理費用、交換費用などを挙げて、値引き交渉しました。

具体的には、

⚫︎ 総走行距離が10万マイルであり、エンジンのタイミングベルトが替え時、エンジンオイル交換時だったので、それらの交換費用
⚫︎ フロントガラスにひびが入っていたので、修理費用
⚫︎ レンチが錆びていたので、交換費用(タイヤを交換する際に必要で、積んでおく必要がある)

トータルで、$700の値引きをしてもらいました。

5. 購入手続きをする

書類手続きと支払いをしました。

クレジットヒストリーがなく、ローンは組めないので、デビットカードで一括払いをしました。

デビットカードは、1回あたりの引き落としの上限額が決まっているので、事前にデビットカード会社に電話をしてから、引き落としをしました。

購入の際の持ち物

⚫︎ 運転免許証
⚫︎ パスポート
⚫︎ SSN
⚫︎ 支払いに必要なもの(現金、小切手、デビットカード、クレジットカードなど)

6. 車の保険に入る

車の購入が決まった後に、別に手続きをしました。

初めに、自動車保険でメジャーな「AAA」の保険に入ろうとしましたが、ドライビングヒストリーがなく、クレジットヒストリーも半年しかなかったので、年間$8000かかると言われました。

現地の友人に聞いたところ、現地出身であってもヒストリーがないと、高額に請求されることはあるようです。

そこで、知り合いに仲介業者の人を紹介してもらい、「TRAVELERS」というところで、対人・対物補償がつくもので、年間$2800で対応してもらうことができました。

7. ナンバープレートを登録、取得する

ディーラーの近くの場所を指定されて、そこで登録したのち、その場で、ディーラーから車を受け取りました。
金額は忘れましたが、そこでもいくらか支払いました。

8. Safety Checkに行く

点検費用はお店によって違いますが、
⚫︎ Car Inspection(車検)
⚫︎ Emission test(排気ガス検査)を、合わせて$39.99でした。

点検時に、不具合が見つかると、パーツ代と作業費がかかります。

実際に車検をしてもらったら、$700の修理費を請求されたので、車購入時に値引きしてもらった$700で、支払うことができました。

Safety checkは、1日で終わり、翌日に車を受け取りに行きました。

購入後の定期点検は?

ペンシルベニア州の場合は、年1回のSafety checkが必要です。

オススメの車種

TOYOTAのCamryか、SUBARUのLegacyがオススメです。

理由は、燃費がいいこと、セダンにしては車のサイズが大きいこと、性能が高いこと、バランスが良いことが挙げられます。

アメリカでは、日本人の感覚と比べると、走行距離が長いです。
また、パワーが高い車が好まれる環境(長い距離、坂道)でも、比較的良いパフォーマンスが発揮できることが大事です。

TOYOTAのCamryはアメリカ人からも人気です。

まとめ

これから中古車購入される方のヒントになると嬉しいです。

車検制度などは、州によって異なると思いますので、お住まいの州のルールに従って、検討いただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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