アメリカでは、州ごとに運転ルールが違っていたり、運転免許取得のプロセスも異なります。
運転マナーも違います。
2021年7月に、夫がペンシルベニア州の運転免許を取得した経験談をお伝えします。
過去のブログも参考にしましたが、情報が現在と違っている部分もありましたので、今回、最新の運転免許取得までの過程をお伝えします。
運転免許取得の参照したサイトは、①PennDot、②ペンシルベニア大学のISSSです。
⚫︎身分証明書として使える(お酒を買ったり、お店の会員になる時など)
⚫︎費用が安い
⚫︎買い物や旅行の選択肢が広がる
⚫︎緊急時などにも、公共交通機関(バス、トロリーなど)に頼らず移動できる
運転免許取得までの流れ(前半)
② 筆記試験の勉強をする
③ 筆記試験会場で、 視力検査、筆記試験を受ける
④ 合格すると、写真撮影(仮免許用)をし、その場でLearner’s permit(仮免許証)発行
⑤ 実地試験の予約を取る
⑥ 実地試験までの練習をする
⑦ 実地試験を受ける
⑧ 合格すると、写真撮影(免許証用)をして、即日運転免許証を得られる
今回は、①〜④までの手順を解説していきます。
①必要書類
⚫︎ DL-180
⚫︎ DS2019
⚫︎ 入国証明書 I-94
⚫︎ パスポート
⚫︎ 居住を証明する書類2通
⚫︎ 料金 $35.5
⚫︎ Social Security Card
DL-180
仮免許証の申請に必要な書類→ダウンロードはこちら
書類の裏側に診断書がついているので、近くの病院で書いてもらいました。
筆記試験会場のあるChina townにある、小さい病院で「Can you write DL-180?」と聞くと、慣れている様子ですぐに書いてもらえました。
「既往歴」や「持病」などの問診のみで、検査は何もありませんでした。
費用は、$100もかかりませんでした。
DS2019
J1ビザで、有効期限が1年で、申請した時点では残り2ヶ月で期限が切れるところでしたが、大丈夫でした。
期限切れでなければ受け付けてくれるようです。
入国証明書 I-94
プリントしたものが必要→ こちらから
居住を証明する書類2通
電気水道などの公共料金の請求書や、アパートの契約書など、自宅の住所も書いてある書類が必要です(ISSSのHP参照)
料金
2021年7月時点で、$35.50 です(←安い!)
クレジットカードでも支払い可能です。
参照したサイトはこちら
②筆記試験 (Knowledge test)の勉強
筆記試験(Knowledge test)は、全問プール問題で、全て選択問題です。
18問中15問、正解すれば合格です。
試験は英語、日本語のどちらでも選択可能です。
⚫︎試験プール問題(英語):公式HPから参照可能 ※ Chapter1-7の章末問題がプール問題です。
⚫︎試験プール問題(日本語):公式マニュアルから参照可能
勉強方法:上記サイトの中のプール問題を、アプリで練習することができます。
アプリ:英語でのプール問題の練習ができます(上記の公式HPと問題は一緒です)
③筆記試験会場へ
試験勉強が終わり、必要書類が揃ったら、PennDOTのライセンスセンターに行きます。
入り口で、整理券を取り、自分の番号になったら、指定の窓口で「I came to get a Learner’s permit.」と言いました。
視力検査
試験前に、視力検査がありますが、中華街にある会場で受けた際には、大きい「C」があり、穴が空いているのが、右か左か?の1問と、赤と緑のカラーを読み上げるのみでした。
筆記試験の様子
受験は来た順に受け、終わったら退室できます。
隣の人とは、仕切りがなく、操作は画面をタッチして、回答を選び、次へ進みます。
30分の制限時間とはなっていますが、プール問題からの出題なので、5分くらいで終わりました。
後々の実地試験を考えると、英語での表現を慣れておくのもオススメです。
④仮免許証(Learner’s permit)を得る
待ち時間は特になく、手続きの1時間位でした。
筆記試験の合否はその場でわかります。
合格すると、Learner’s permit(仮免許証)がもらえます。
その後は、実地試験を受ける必要がありますが、筆記試験の直後は受けられず、試験後6ヶ月以内に受ける必要があります。
1ヶ月後くらいに、自宅に確認書が届きますが、その後、実地試験の受けたい会場に予約の電話をします。
仮免許を取得後、6ヶ月以内に実地試験を受けるので、その間に実地試験の練習ができるかどうかが大切です。
仮免許を持っている人は、ペンシルベニア州の免許を持ち、1年以上運転経歴のある人を助手席に乗ってもらえば、路上での運転練習ができます。
路上試験は、選ぶ会場により、練習内容や対策は変わってくるので、下の記事で紹介します!