こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!
フィラデルフィア中心部・郊外に移住をされる方にとって、現地でのスーパー事情は気になると思います。
今回、フィラデルフィア在住の筆者が、普段利用しているスーパーとして、アジア系・日系スーパー、大手のスーパー(Trader Joe’s、Whole Foods、Costcoなど)の特徴をご紹介します。
この記事はこんな人向けです。
⚫︎ 比較的にリーズナブルに、食材や生活用品を買える場所が知りたい
⚫︎ 在住日本人の、スーパーの使い分けの例を知りたい
1.H mart
韓国系のスーパーマーケットで、日本の商品の取扱いもあります。
日本に比べれば割高ですが、他のアメリカのスーパーに比べると、安く購入できます。
アジア系の野菜、調味料、薄切り肉、アジア系のお菓子など、ほぼ全てのものが揃います。
主に購入するもの
野菜類(アジア系)
⚫︎ 根菜類(人参、大根、ごぼう、里芋)、茄子、ニンニク、生姜
⚫︎ 葉物類(ほうれん草、白菜、キャベツ、小松菜、ニラ、ネギ)
肉類
⚫︎ 肉類(薄切り肉、鶏肉など)
もやし、えのき、豆腐など
調味料
⚫︎ 醤油、みりん、料理酒、酢、味噌など
⚫︎ だし(顆粒だし、昆布、干し椎茸)
⚫︎ ソース類(ケチャップ、マヨネーズ、トンカツソース、おたふくソースなど)
⚫︎ ダシダ(韓国料理で使われる牛肉だしの粉末調味料)、鶏ガラスープの素
⚫︎ 小肥羊(火鍋の素)
中国人の友達におすすめされた、火鍋の素です。
好きな野菜、お肉を入れて鍋にすると、とても美味しいです。
冷凍食品
⚫︎ 納豆、うどん、油麩、餃子の皮、しゅうまいの皮など
調理器具、掃除道具など
⚫︎ 調理用具(フライパン、調理用ハサミ)、皿洗い用のスポンジ、食器類、ラップなど
ラップは、日本製よりも切れ味は悪いですが、徐々に慣れてきました(笑)
たまに、賞味期限切れのものや、麺類はカビが生えていることがあるので、注意して購入してください。
そのほか、お茶関連(緑茶など)、ペットボトル飲料水や、韓国のお惣菜、魚なども売っています。
フィラデルフィア郊外に3店舗あり
① Philadelphia
② Upper Darby
③ Elkins Park
① Philadelphia
3店舗の中で1番新しく、規模の大きい店舗で、品揃えが豊富です。駐車場も広々しています。
フードコートのオススメは、MARIMARI(お稲荷さん)、TIGER SUGAR(タピオカミルクティ)です。
日本人に人気のParis Baggete(パン・ケーキ屋)もあります。
アメリカでは、パンは酸味が強かったり、ケーキは甘すぎることが多いのですが、日本人に合う甘さ控えめの味で、オススメです。
② Upper Darby
Center cityからでも、バスやMFL(地下鉄)でアクセスしやすい場所にあります。
品揃えは、Philadelphia店舗ほどではないですが、同じ内容の商品が並んでいます。
近年あまり治安がよくなく、女性がひとりで歩くことは避けたほうがいいかもしれません。
駐車場は数少ないですが、隣にある駐車場に停めることもできます。
2階にあるフードコートでは、韓国料理屋さんがオススメです。
2. Trader Joe’s
Trader Joe’s(トレーダージョーズ、略称 トレジョ)は、アメリカでとても人気のスーパーで、中心部・郊外にも、店舗が数多くあります。以下のこだわりがあります。
⚫︎ 遺伝子組み換えをしていないもの
⚫︎ 庶民派の価格帯
季節により、新商品や期間限定商品が豊富で、店員さんもフレンドリーです。
野菜、果物が新鮮で、傷みにくい傾向があり、乳製品、卵も種類が豊富なので、色々な種類をお試しできます。
主に購入するもの
野菜類(アジア系以外)
じゃがいも、玉ねぎ、いんげん、ブロッコリー、きゅうり、トマト、パプリカ、ピーマンなどが揃っています。
果物
キウイ、バナナ、みかん、パイナップルなど、季節に合わせて種類が豊富です。
日本のみかんは「Mandarins」とで売られています。
乳製品
牛乳、チーズ、クリームチーズ、バター、ヨーグルトなど、沢山種類があります。
卵
沢山種類があります。購入前に、割れていないかチェックしましょう。
牛薄切り肉
牛薄切り肉は「Shaved beef steak」と言います。
H martに売っている、「DASIDA」と合わせて、吉野家再現レシピをつくることができます。
調味料
種類が沢山あり、調味料コーナーはいつも賑わっています。
左の写真の「Island Soyaki」は、「源たれ」に似ており、焼肉にピッタリです。
右の写真の「Incredisauce」は、マックのチキンナゲットのソースに似ていて、ナゲットにすごく合います。
ソース系、調味料系はお試しをするたびに、新しい発見があるので、開拓中です。
季節限定品
秋に限定発売の、ハニーナッツスクワッシュです。オーブンで焼くと美味しくいただけます。
そのほか
⚫︎ ナッツ類
⚫︎ 冷凍食品、アイス(無添加)
⚫︎ Trader Joe’sブランドの洗剤、シャンプー
3. Whole Foods
アメリカにある、裕福な住宅地などにある、高級スーパーです。
健康志向で、乳製品などは、ヴィーガン系などセクションが分かれています。
Amazon prime会員だと割引もあります。
主に購入するもの
果物(りんごなど)
季節に合わせて、りんご、オレンジなどが沢山種類があります。
乳製品
Whole milkだけでなく、ヴィーガン対応のセクションもあり、ミルク、チーズ、バターなど、沢山の種類があります。
左の写真は、ヨーグルト売り場の一部で「noosa」という、クリーミーなヨーグルト(高カロリー)が、デザートみたいな美味しさで、オススメです。
右の写真は、「MIYOKO’S cremeryのバター」は、オーツミルクでできていますが、とても美味しいです。
ソーセージ
「Smoky maple」は、日本でいうところのシャウエッセンのソーセージの味です。
基礎化粧品・セルフケア・シャンプーなど
以下に挙げる、日本でも馴染みのあるブランド(Cosme kitchenで取扱いがある)もあります。
⚫︎ Witch Hazel(化粧水=Toner)
⚫︎ Dr.Hauschka (基礎化粧品)
⚫︎ Trilogy
⚫︎ WELEDA (ボディオイル、ハンドクリームなど)
⚫︎ BURT’S BEE(リップクリーム、ネイルケア品)
自然派の商品が好きな方にオススメです。
日本で出会えない、新しいブランドにも出会えるチャンスです。
日本でも取扱いがある「Giovanni(ジョバンニ)」や「John Masters organics(ジョンマスターオーガニック)もあります。
歯磨き粉、フロス、舌磨きの道具なども、種類が沢山があります。
食器用洗剤、ハンドソープなど
アメリカの洗剤系の商品は、香りがきついものが多いですが、こちらは香りが自然で使い心地が良いです。
365シリーズ(ホールフーズブランド)は、比較的リーズナブルです。
サプリ
種類が豊富で、日本では取扱いのない製品もあります。
4. Costco
パーティや集まりに行く際に、Costco商品は大容量なので、活躍してくれます。
会員証が必要なので、会員の方と一緒に入ることができます。
主に購入するもの
ロティサリーチキン
とても安く、パーティなどに持っていくのに良いです。
捌き方は、先輩在住者に教えてもらいました。
クロワッサン・マドレーヌ
クロワッサンは、オーブンで焼くと、とても美味しいです。
マドレーヌは、甘さ控えめでちょうどいいです。
お肉
非常に安く、グレードも選べ、BBQなどにオススメです。
厚切り肉は、直接焼くのもいいですし、チャーシューを作ると日持ちします。
薄切り肉は、店舗によって扱いがない場合もあるので、出会えたらラッキーです。
スイーツ系
在住日本人の間でティラミスが人気です。
冷凍食品
たい焼きは、カスタードクリームが入っていて、レンジで40秒温めるだけです。
ハーゲンダッツは15個入って、$12.59と非常に安く、人気です。
生活用品
ティッシュ、トイレットペーパー、排水溝の掃除のパイプユニッシュなど、大容量で、日持ちするものもオススメです。ジプロック、紙皿、紙コップ、ゴミ袋などもあります。
ここで紹介した以外にも、電化製品、衣類、本類、調味料、缶詰(ツナ缶)なども、沢山売っています。
店舗や期間によっても、商品が変わってくるので、色々お試しすることができます。
5. Maido
郊外のアードモアにある、日系スーパーです。
Hmartでも取扱いがないような、日本の商品を購入したい時に、利用しています。
主に購入するもの
調味料系・片栗粉
日本の調味料、ソース類、ドレッシング、片栗粉が売っています。
薄切り食パン
「Paris Baggete」で売っている食パンよりも、より日本の食パンに近い気がします。
麺類・ご飯の素・スープの素・干物など
麺類(そば、うどん)、パスタの素、粉末スープ、炊き込みご飯の素、お茶漬け、切り干し大根など扱いがあります。
鍋関連、冷凍食品
Hmartでは、日本の冷凍食品の取扱いはほとんどないので、かゆいところに手が届くような商品が多いです。
かまぼこ、おでん、伊達巻(お正月)、つみれ、しらす、魚の干物、吉野家の牛丼、大福など、日系スーパーだからこその商品があります。
その他、日本のお菓子、文房具、入浴剤、基礎化粧品(豆乳イソフラボン化粧水、ハトムギ化粧水など)も売っています。
まとめ
以上、フィラデルフィア中心部・郊外のスーパーの使い分けについて、ご紹介しました。
和食を作る材料は、意外にアメリカでも購入することができました。
アメリカのスーパーには、日本では売っていないような食材、調味料も沢山あるので、多国籍料理などに挑戦することもできますし、アメリカのレシピを学んでみるのも面白いです。
ただ、魚はあまり売っていないので、魚料理は自分ですることはほぼなくなりました。
魚料理、お寿司を食べたいときは、通販か、日本食レストランを利用するようになりました。
我が家の場合は、
⚫︎ Hmart
——頻度が高い、他のスーパーと比較して安い、アジア系の食材、生活用品
——野菜(アジア系)、薄切り肉、調味料、調理用品、ラップなど
⚫︎ Trader Joe’s
——自然派の商品をリーズナブルに
——野菜(アジア系以外)、乳製品、卵、調味料など
⚫︎ Whole foods
——高級、365ブランドはリーズナブル
——りんご、ソーセージ、ヨーグルト、歯磨き粉、洗剤、基礎化粧品、シャンプーなど
⚫︎ その他、寄れる時に、Costco(大容量、日持ちのするもの)、Maido(Hmartで取扱いのない日本商品が欲しい時)を利用しています。
予算、交通事情、好み、こだわりに合わせて、参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。