今年もクリスマスシーズンがやってきました!
アメリカでは、もみの木を育てている農場が沢山あり、自分で生木を選び、切り出すことができる場所があります。
生木は香りがとても良く、癒されます。
アメリカでは、サンクスギビング明けの11月下旬〜12月上旬にかけ、クリスマスツリーを買いにいくアメリカ人が多くいます。
現地のアメリカ住民や、20年以上住んでいる日本人でも、自分で木を「切りに行く」という経験は、なかなかないようです。
農場体験
好きな生木を選ぶ
郊外の農場に車で行きました。
到着すると、とても大きなクリスマスツリー農場で、多くの家族連れで賑わっていました。
ノコギリは無料で、個数の制限もなく貸し出してもらえました。
小さい木から大きな木まで沢山あります。
私たちは4人で来たので、何人かに分かれて、それぞれ「気になる木」を探しました。
皆で選ぶと、大きさをこだわる人、形をこだわる人、香りにこだわる人など様々で、楽しかったです。
どの木を選んでも、一律で「70ドル」でした。
選んだ生木をノコギリで切る
7ft(約2.13m)のもみの木を選びました。
最初は切りやすいですが、次第に木の幹に近づくと硬くなっていきます。
力任せではなく、力を入れずに引いていくようにと言われました(それが難しい💦)
女性4人で交代で切りましたが、切る体勢も普段しないので、意外に疲れました。
なんとか切り終わり、底を綺麗に削りました。
切れたら、カートに入れて運び出します。
生木は機械で小さくまとめてもらえる
生木は、持ち帰りができるように、小さくまとめてもらえます。
思ったより小さくなり、びっくりしました。
車の上に固定
小さくまとめ終わると、農場の人が車のところまで運び、車の上に乗せ、固定をしてくださました。
持ち帰った後
専用のスタンドに固定
7ft(約2m)もあり、重量もあるので、持ち運びは力持ちの人にしてもらいました。
ツリーを広げて飾ると、もみの木の香りが、部屋全体に広がります。
・・・と同時に、床には木のくずが沢山落ちるので、あとで掃除機をかけました💦
ライトを巻きつけ、ツリースカートをつけたり、トップに星を飾るなど、楽しみました。
生木の管理方法
クリスマスツリーの専用のスタンドで固定します。
ペダルを足で踏むと、木を支える部品が狭まり、木が固定されます。
このタイプのものでは、注ぎ口から水をやかんなどで入れると、メーターが上に上がってきます。
水があとどの位あるのかがわかるので、目安になります。
2日に1回くらいは足していますが、飾ってから2週間程経つと、次第に入れる頻度は減ってきました。
生木のツリーの楽しみ方
見た目も豪華で美しく、さらに香りも楽しめます。
各自で、好きなオーナメントを飾り、次に訪問客に、それぞれ好きなオーナメントを飾ってもらいました。
最初から飾るのではなくて、少しずつ完成させていくツリーも面白いと思いました。
生木を切る〜管理のポイント
⚫︎ 大きすぎると運び出しが大変なので、力持ちの人がいた方がいい
⚫︎ 現金しか対応していない農場もある
⚫︎ 飾りたては水分をよく吸収するので、水の減りをチェックして、育てる
⚫︎ 切りに行く時は、軍手を持っていく
生木を切る体験はおすすめ
生木の農場で、自分で選び出して、切って、運び出した木は、愛着も湧きました。
自分で木を育てる経験もなかなかできないと思うので、アメリカにいる間に、ぜひ1度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
アメリカでの日本人教会でのクリスマス礼拝「Family Christmas Worship」について、別記事で紹介していますので、興味のある方はご参照ください。