こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!
アメリカには、広大な土地を生かした樹木園、庭園が多くあり、日本ではあまり見たことのない植物、動物、欧米風の庭園の装飾、デザインを鑑賞することができます。
今回、フィラデルフィア近郊のオススメのアーボリータム(樹木園)と庭園の紹介をします。
1. ロングウッドガーデン(Longwood Gardens)
アメリカの3大財閥の1つのデュポン家、化学企業のデュポンの3代目社長のピエール=デュポンが、森林伐採から保護するために土地を買い取って設立された、広大な植物園です。
建築家でもあったデュポンは、美しい庭園を作り、一般公開をすることになったことが始まりです。
入場料は大人25ドルです。メンバーシップなどもあります。
園芸ショップでは、植物、園芸グッズ、お土産などを買うこともできます。
欧米式のガーデニングや装飾、独特の欧米風の装飾刈り込みが見られます。
庭園は、常に手入れが行き届いており、四季それぞれで楽しみがあり、現地人からも人気のスポットです。
春の様子
滝や川、噴水もあります。右の写真の筒状の建物から、庭園全体に、鐘の音色が響きます。
春は、赤、黄色、紫色、白色など、色とりどりのチューリップが咲いていました。
庭園の花の特徴としては、色の強いお花が多く、欧米風のセンスや好みやデザインの違いを感じました。
春〜秋の間は、噴水もあります。
秋の様子
春よりも、植物の種類が増えており、柔らかい色合いの、色とりどりのバラ園が開かれていました。
見応えがあり、秋は気温もちょうど良く、トレイルに快適でオススメです。
秋の場合は、残暑で外は暑く、噴水のイベントも期間限定でやっていました。
冬の様子
冬になると、植物の種類は少なくなりますが、この季節ならではの、ススキ、松ぼっくり、ヒイラギなどが見られました。
温室内で、結婚式をしている人たちもおりました。
寒い季節ですが、温室栽培を鑑賞することもできました。
クリスマスの時期は、クリスマスの装飾、イルミネーションなども綺麗です。
外は寒いので、敷地内にある、デュポンの家がテーマの建物の中を鑑賞するなど、屋内鑑賞をすることもできます。
交通手段
フィラデルフィアからの場合は、公共交通機関がないので、車で約45分ほどで到着します。
2. ジェンキンス樹木園(Jenkins Arboretum & Gardens)
住民の寄付によって、維持されている樹木園で、入場料は無料です。
敷地はちょうど良い広さで、トレイルに快適です。
寄付のみでの運営であるにも関わらず、常に手入れが行き届いています。
アザレアが有名
4月下旬-5月上旬がオススメで、アザレアの季節で、綺麗に咲き誇っています。
ペンシルベニア州の州花である、アメリカンシャクナゲも見られます。
山の中にあるので、傾斜が急な場所もありますが、休憩しやすいベンチも沢山あるので、ゆっくり過ごせます。
秋になると、湖には睡蓮が咲いていました。
秋に行った際には、野生のうさぎにも会えました。Fern(シダ、写真右)も沢山見られました。
交通手段
フィラデルフィアからは、車で約30分ほどの北西の方角に位置します。
車で行く際には、高級住宅街であるBryn Mawr地区や、有名な学園都市であるVilanova地区などを通ってみるのも、面白いかもしれません。
3. モリス・ペンシルベニア大学樹木園(Morris Arboretum of the University of Pennsylvania)
ペンシルベニア大学の公式樹木園で、大学が運営しており、大学の研究にも使用されているようです。
費用は、大人は20ドルですが、メンバーシップや、ペンシルベニア大学の学生の場合は無料です(学生証の提示が必要)
庭園、噴水、湿地帯、園芸研究施設などがあります。
温室のシダ園、建物の展示もあり、内部の見学もできます。
普段、街中ではあまり見かけないような動物(マーモット)も見かけました(何か食べていました)
鳥類も多く生息していて、アヒルやカモなどにも会えました。
6月はバラ園が開かれ、バラが満開に咲いており、結婚式を行う方もいるようです。
交通手段
フィラデルフィアからの場合、電車とトロリーと徒歩か、自転車などでもアクセス可能です。
比較的アクセスがしやすく、リフレッシュしたい場合にオススメです。
4. フェアモントパーク(Fairmount Park)
スクルーキル川沿いの、フィラデルフィア美術館の北側に広がる大きな公園です。
フィラデルフィア美術館側から、滝が見られます。
フィラデルフィアの、春におすすめの桜が綺麗なスポットです。
フェアモントパークは非常に広く、スクルーキル川沿いで、桜並木を鑑賞できます。
車でも、桜並木を通ることができますが、駐車スペースがあまりないので、自転車のレンタルをして、川沿いをサイクリングすると気持ちがよいです。
書院造の日本家屋、日本庭園のある施設である、松風荘もあります(予約が必要です)
春には、桜祭り(2022年は4月8日〜4月10日)もしており、夜のライトアップも見られました。
交通アクセス
フィラデルフィアからだと、バスや自転車でのアクセスが可能です。
まとめ
フィラデルフィア近郊には、トレイルができる広さの、美しい植物園・庭園が多くあります。
ここで紹介した以外にも、「Arboretum」で地図で検索をしてみると、雰囲気の良さそう樹木園などが、意外と沢山あります。
四季それぞれの自然の魅力を感じることができる樹木園、植物園は、アメリカでの休日の過ごし方の1つとしてオススメです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。