渡米前の私と英会話への挑戦
2019年当時、私は常勤の仕事に加えて、土日の当直バイトや学会準備(年2回+地方会)に追われ、スケジュールは仕事一色でした。
そんな生活の中、夫の渡米(2020年秋)が決まり、私自身もアメリカで暮らす準備として英会話に挑戦することにしました。
トライアルレッスン
2019年春に、Gabaでトライアルレッスンを受講。
留学経験もなく、最初は挨拶すら危うい状態からのスタート。判定はレベル2(助けを借りながらの日常会話レベル)でした。
Gabaを選んだ理由と魅力

マンツーマンレッスン
私は内向的で、多人数クラスだと発言できないタイプなので、完全マンツーマン制に大きな魅力を感じました。
教室はきれいで個室ブース形式なので、他の人を気にせず、自分のペースで話せることが安心につながりました。
多国籍の講師陣
アメリカ、イギリスをはじめ、世界70ヵ国以上の出身講師が在籍しており、夫が留学する予定だったアメリカ東海岸出身の先生を選んだり、逆に他国の先生の国際的な英語の響きを学んだりもしました。
柔軟なレッスン内容
毎回「テキストに沿って進める?」「他にやりたいことは?」と確認してくれる柔軟さがありました。
国際学会のプレゼン直前には、研究背景に詳しい先生をカウンセラーから紹介してもらい、その先生と特訓したこともあります。
学びの工夫とサポート

予習・復習の習慣
- myGabaで予習・復習が可能(通勤中に活用)
- レッスン録音 → 復習に活用
- 先生がレッスンメモを取ってくれるので、会話に集中できる
- myGabaで単語帳作成 → 自分ならではの表現を登録し、繰り返し練習
復習では、録音した音声を聞きながら文字起こしをし、「自分ならではの表現」を積み重ねられたことは大きな収穫でした。
カウンセラーの存在
担当カウンセラーが定期的に目標を確認し、軌道修正してくれました。
「同じ先生ばかりで偏らないように、新しい先生を入れるのがおすすめ」というアドバイスも印象に残っています。
成長の軌跡:レベルアップの記録

私の工夫は、毎回しっかり予習して臨むこと。最初の雑談タイムに、「話したいことの表現」を事前にチェックしておき、平日と土日で、週2回ほど予約を入れていました。
レッスン内では、わからない表現があれば、その場で検索し、画像を一緒に見ながら確認できたので、理解が止まることはありませんでした。
講師の選び方
最初は毎回違う先生を選び、徐々に相性の合う先生が5〜6人ほどわかってきました。毎月「初めての先生」を必ず1人は入れるようにしつつ、継続して会う先生ともキャッチアップしました。
移住予定地に近い地域出身の先生からは、スーパーや薬局など生活情報を聞けたのも有益でした。
レベルアップの歩み
Gabaでは定期的にレベル判定(LPA)がありました。
レベル2からスタートして、およそ3〜6カ月ごとに1段階ずつレベルアップ。
- LPAに合格してLevel 3へ
- さらに、Level4、Level5、Level6と順調にステップアップ
2021年初め、Level6を終えたところで終了し、渡米となりました。
当時は常勤勤務や当直、学会準備に追われる日々でしたが、忙しい生活の合間でも継続できたことが大きな自信につながりました。
その背景には、
- 完全マンツーマン制で自分のペースで学べたこと
- 柔軟な予約システムで仕事帰りや週末に通えたこと
- 教室がきれいで、個室ブースで集中できる環境
といった仕組みがあり、学習を続けやすかったのはGabaの大きな強みだと思います。
Gabaで良かった点
雑談から世界が広がった
趣味や文化の話題を通して、先生たちのバックグラウンドを知るのが楽しかったです。レッスンだからこそ、じっくり雑談できる貴重な経験でした。
生徒層の真剣さ
ラウンジで待っている人たちは、本気で仕事や留学に備える人ばかり。環境そのものがモチベーションになりました。
モチベーションの維持
どの先生も必ず褒めてくれたので、ポジティブに続けられました。
柔軟なレッスン
毎回「テキスト内容で良いか」を確認してくれ、ニーズに合わせてもらえました。
また、添削サービスもあり、英作文を提出し、苦手な表現を添削してもらえたのも役立ちました。
限界もあったけれど
レッスンの限界
- レッスン外に出ると、すぐ日本語環境に戻ってしまう
- 先生と生徒という関係上、趣味や日常会話に話題が偏りがち
- ロールプレイングはあるが、実際の生活の緊張感とは異なる
それでも価値があった
限界はあるものの、「オンとオフを切り替えて英語に集中する40分間」が得られたことは大きな価値でした。
渡米後に感じたこと
実際にアメリカで暮らしてみると、「当時こういう質問をしてみればよかった!」と思うことがたくさんありました。
空港でのやりとり、自己紹介、研究紹介など、生活に直結する表現の土台はGabaで築けましたが、現地ではもっとフランクな英語や速い会話に対応する必要があり、電話などは苦戦しました。
Gabaの先生方は、ゆっくり話してくれたり、日本人学習者に合わせて配慮してくれていたのだと気づき、現場との違いを実感。そこから、「現地の友人とのLanguage Exchange (言語交換)」など次のステップの勉強法につながりました。
現在でもmyGabaで復習できるのもありがたいポイントです。
まとめ:Gabaで学んだこと
- マンツーマンだからこそ、自分の話題に沿った英語表現を学べた
- 英語を話すことへの恐怖心を減らせた
- 国際的な講師との出会いは、アメリカ生活のシミュレーションにもなった
当時の私にとって「仕事中心の日常の中で、留学準備の英語を効率よく学べる環境」でした。
今振り返っても、Gabaでの経験はアメリカ生活の大切な土台になったと思います。