【2022年】アメリカから日本への一時帰国で準備したもの、入国後の手続き(フィラデルフィア→日本)

アメリカン航空

こんにちは!シロックマ(@shirokkuma_pa)です!

2022年7月に、フィラデルフィアから日本への一時帰国(妊娠中期、里帰り出産のため)を経験したので、その様子と、帰国前準備(PCR検査など)、入国後の手続きについてご紹介します。

2022年7月時点での情報であり、それぞれの状況に合わせて、必要なスケジュールをご確認ください。

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目次

一時帰国に向けて準備したもの

ビザの確認

まずは、夫の配偶者ビザであるものの、長期の帰国になるので、出国までにアメリカ側に事前に知らせておくべきかの確認、Maternity leaveであることを、夫の職場のボスと、職場側の手続き担当者に伝えました。

帰国2週間前

STEP
取り寄せたい資料の確認

長期帰国の場合、役所で手続きが必要なもの、里帰り出産の場合は、母子手帳の交付に必要なものなどを調べました。

本籍地のある夫の実家側に、戸籍謄本、戸籍の附票(転入届に必要)、病院受診を予定している場合は、紹介状(Medical record)を依頼しておきました。

STEP
一時帰国中のプランを立てる

期間が限られている場合、更新が必要なもの(パスポート、ビザ、運転免許証など)の確認も必要です。

宿泊先などの予約、会いたい人とも連絡をとっておきました。

STEP
解約するものを整理する

海外VPN、携帯電話の通信会社の契約など、帰国に合わせて解約するものを整理しました。

帰国1週間前

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荷造り

妊娠中であり、あまり荷物が重くなりすぎないようにしました。

STEP
航空券の確認と印刷

妊娠中の場合、座席は通路側がおすすめです(トイレに行きやすく、移動しやすいため)

アメリカン航空では、事前申告などの手続きや、優先搭乗などの配慮は特にないとのことでした。

妊娠後期の週数によっては、診断書が必要になるケースもあるようですが、各航空会社の規定を確認してください。

帰国3日前

STEP
アプリ(My SOS)の導入

ファストトラックを利用するため、アプリを入れて、出国前検査証明書(出国前72時間以内)をアップロードする準備をしました。

STEP
乗り継ぎの予習

国内線での乗り継ぎ、荷物のピックアップが必要かどうかを確認しました。質問点は、事前にアメリカン航空の日本語デスクに電話をして確認しました。

帰国2日前〜1日前

STEP
PCR検査

Vybe urgent careというところで、迅速検査(NAAT:核酸増幅検査)を行い、陰性証明書を発行してもらいました(結果は30分位で得られました)

日本の政府のフォーマットも数枚印刷して持っていきましたが、政府のフォーマットに対応してもらえる担当者と、施設から発行される診断書しか対応してもらえない担当者がいるようです。

STEP
当日の交通手段の確認

国際線利用になるので、出国3時間前には空港に到着するように、Uberの予約しました(車は事故後に廃車になったので)フィラデルフィア国際空港は、いくつかターミナルがありますが、どのターミナルになるかは、24時間前に連絡がきました。

STEP
各種印刷物の確認

パスポートのコピー、ビザのコピー、陰性証明書は紙でも用意もしました。

空港の担当者によっては、紙で陰性証明書を確認されることもあるため(担当者によって、対応が統一していない)、紙で印刷して持っていかれることをオススメします。

PCR検査会場について

フィラデルフィア近郊の場合、経験者の方からは、「Vybe urgent care(自費、150ドル)」か「Walgreen(無料、ドライブスルー)」が挙げられました。

Vybe urgent care

  • 場所:街中にもある
  • 予約:オンラインで取れる(比較的空いている)
  • 費用:150ドル(自費)
  • 結果:検査から30分位

Walgreen

  • 場所:あまり治安のよくない場所。治安の良い場所となると、King of Prussia(郊外)にある。 
  • 予約:1週間前から開始、人気で埋まりやすい。
  • 費用:無料

→当時は、旅行予定者が多く、混み合っており、経験者の話では結果が出るまで4時間以上かかったという方もいました。家族連れの方などは、Walgreenを利用する方が多い印象でした。

PCR検査の注意点

時差が考慮されていない

日本入国の場合、出発72時間前以降のPCR検査の陰性証明書が必要になりますが、陰性証明書をMy SOSにアップロードすると、有効期限が自動的に、その日付の72時間後で表示されます。

例えば、アメリカ東海岸の場合は、日本と時差が13時間あり、7/10 10:00(アメリカ東海岸)は、7/10 23:00(日本時間)となりますが、アメリカで検査を受けた時間から単純に72時間後の7/13 10:00までと表示されます(時差を考慮すると、7/13 23:00までになりますが)

出発2日前に受けると、日本までの間に乗り継ぎ時間がかかる場合は、日本に便が到着する前に、アプリ上の「診断書の有効期限」が切れてしまう可能性があります。そのため、PCR検査は、乗り継ぎなどが多い場合は、出発前日に受けられた方が確実かと思います。

私の場合は、乗り継ぎの時間が長かったので、時差の関係もあり、日本到着時点で、診断書の有効期限が日本時間で3時間ほど切れておりましたが、空港でMy SOSのバーコードを提示した際は、特にエラーは起きず、スムーズに入国することができました。

時差を考慮してくれたからかはわかりませんが・・・

Vybe urgent careの場合

日本政府のフォーマット(2022年7月時点)

念の為、出国2日前、1日前と同じ施設で、検査を受けましたが、Vybe urgent careの場合、窓口対応が人により変わるので、出国2日前の人は、日本の政府のフォーマットに書いてもらいたいことを言うと、スムーズに対応をしてくれましたが、1日前に行った際の担当者は、施設で発行される陰性証明書(英語)以外は、ポリシー違反であり、サインもできない、と言うことで断られました。

また、記入をしてもらえる場合は、日付の順番が日本式は特殊なので、アメリカ式では「月-日-年」の順に書かれるケースもあるので、付箋などで「年-月-日」を書いて貼っておくとわかりやすいかもしれません。

同じ施設であるものの、担当者により、対応が統一しておりませんが、その場合は、施設対応の陰性証明書(英語)をもらい、それでも入国できた方もおりました。

結局、2日前に受けた陰性証明書のアップロードで、My SOS画面は青色になり、日本入国時には、My SOSアプリ上に出てくる有効期限を数時間過ぎていましたが(乗り継ぎの関係)、バーコードを提示しても特に問題なく通過できました。

アプリの登録について

MY SOSを出国2日前くらいにアップロードし、出発地の情報や、旅券番号(パスポート情報)、生年月日などの個人情報を入力していき、入力していくごとに、画面が、赤色→黄色→陰性証明書の写真をアップして、数時間後に青色画面になりました。2022年7月時点では、アメリカからの入国の場合は、隔離期間もありませんでした。

「検疫手続事前登録」をクリックすると、バーコードが表示される

通信手段について(Docomoの場合)

SIMピンの用意を忘れずに

私の場合は、Docomoで契約をしていたので、番号保管解除の連絡を、アメリカから行えました。

利用再開は、My Docomoからは行えないため、+81-3-6832-6600 (紛失・盗難・つながらない場合、各種お問い合わせ)に電話をかけると、料金が発生するからと折り返してかけ直してくれました。

担当部署につないでもらい、番号保管解除のタイミングの相談と、プランの相談と、SIMカードの注意点(DocomoのSIMカードを入れるタイミングは日本に入国してから)を伝えられました。

アメリカにいた時には、「Hanacell」を契約していましたが、そちらの解約のタイミングは、日本に無事に入国できてから、オンライン上で解約をすることにしました(万が一、乗り継ぎ関係などでアメリカ滞在が長引いた時のため)

アメリカにいる間は、HanacellのSIMカードを入れて利用しており、日本到着時に、電源をOFFにした状態で、DocomoのSIMカードを入れ替えました(Simのピンは保管)その後、電源をONにして、機内モードの解除をしたら、日本での通信ができるようになりました。

妊娠中の場合に配慮すること

飛行機の中では、通路側を予約し、DVT(下肢静脈血栓症)のリスクがあるので、足首を回したり、トイレに立てるようにしました。

特に、優先搭乗などはないため、比較的体調が落ち着いていて、移動がしやすく、お腹がそこまで大きくなっていない時期(妊娠中期)がおすすめです。重いもので腹圧がかかるため、なるべく荷物は軽くしました。

母子手帳と初診について

事前に、役所の手続きをHPで確認した際に、母子手帳の発行には、妊娠届出書(受診医療機関で発行)が必要とあったので、受診後に再度、役所に母子手帳の発行の手続きに行かないといけないと思っていましたが、実際には、私の行った役所では、出産予定日がわかる紹介状(英語でも可)で、診断先にアメリカの病院名を書いて、母子手帳を発行してもらうことができました。そのため、初診から母子手帳の「妊産婦健康診査受診券」を使って、受診をすることができました。

搭乗手続き〜乗り継ぎ

今回、フィラデルフィア→シカゴ(国内線)、シカゴ→成田(国際線)という予定でしたが、行き先が日本なので、3時間前には到着しました。

24時間前にオンライン上でチェックインの案内が来ましたが、オンライン上ではできず(問い合わせたところ、必要書類の確認があるため)、当日に、フィラデルフィア国際航空にて、カウンターでチェックインをすることになりました。

機械でチェックインをしようとしたら、確認が必要と言うことでエラーになり、列に並んで、カウンターで手続きをするようにと言うことで、並びました(旅行者が多く、案内まで30分くらいはかかりました)

提示したもの

  • 出発72時間以内の陰性証明書の確認(紙で、施設の英語の診断書)
  • My SOSのアプリの確認
  • My SOSのバーコードの確認

その後、キャリーケースを預けて、ピックアップが必要か確認しました。

荷物のピックアップの確認

日本→シカゴ→フィラデルフィアの場合

シカゴで荷物のピックアップと、預け直しが必要でした。

フィラデルフィア→シカゴ→成田空港の場合(今回)

シカゴでの荷物ピックアップはなく、成田空港で受け取るようです。

フィラデルフィア→シカゴ

1年ぶりのシカゴでしたが、今回は荷物のピックアップがなく、ターミナル間の移動もなかったので、次の搭乗ゲートに行けばいいだけだったので、とても楽でした。

不安だったので、「保安などの手続きはないのか?」とカスタマーサービス(写真右)に聞いてみましたが、ただゲートで待つだけでいいと言われました。

アメリカン航空の国内線は、誰もマスクをしていませんでした。

シカゴ→成田

シカゴでチェックインをする人たちは、すごい列になっており(日本行きの場合、アプリや陰性証明書などの確認事項が多いため)私の場合は、フィラデルフィア空港で、シカゴ→成田の航空券も発券されていたので、その列には並ばなくてよかったです。

ここからは、マスク着用が必須になり、搭乗時間になったら、グループごとに搭乗となりました。

久々の機内の映画&飛行情報

飛行機に乗る際には、久しぶりに日本語での案内があり、とてもホッとしました。機内のカスタマーサービスも丁寧でした。

子連れの人も同じ機内のエリアにいましたが、2-3時間ごとに泣いて、父親があやして通路を歩いたりしており、子連れのフライトは大変そうだなと思いました💦

フィラデルフィア国際空港からは、日本への直行便はありませんが、ニューアーク空港(NJ州)や、JFK空港(NY州)だと、直行便があるので、子連れの方など、乗り継ぎが大変な方は検討されても良いかもしれません。

成田空港到着

入国手続きの前に、通路を歩いていき、アプリの青画面を提示して、そのまま廊下を歩いて、日本のパスポートを持っている人はこちらという案内に従っていき、バーコードを見せて確認され、その後、パスポートの確認、預け入れ荷物(キャリーケース)を受け取って、税関を通って、全て終了となりました。

まとめ

今回は、初めての帰国でもあり、書類に不備があった場合(陰性証明書など)、自国民であっても入国を拒否された事例もあったので、非常に緊張した帰国でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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