こんにちは、シロックマです。
今回、アメリカでポスドク留学5年目で研究生活を続ける夫・太巻きさんが、2025年4月に、約1年半ぶりに日本に一時帰国しました。その中で感じたことをPodcastでお話してくれました。
“変わらない”と思っていたものが、少しずつ変わっていた
コロナ禍以降、世界中で進むインフレ。日本でも価格の上昇は感じられますが、太巻きさんが最も驚いたのは「質を下げる」形の値上がり、いわゆる“サイレント値上がり”でした。
パッと見は変わらないけれど、中身が確実に変わっている。日本の味や品質に強い期待を持っていたからこそ、そのギャップに戸惑いを感じたそうです。
牛丼の“肉”、ふんわりお菓子の“味”が…違う?

たとえば、帰国して久々に食べた牛丼。見た目は同じでも、肉の質が落ちていて「これは別物だ」と感じたとのこと。
さらに、故郷の思い出の銘菓(〇〇の月)を久しぶりに口にしたところ、カスタードの味が明らかに違う。「あれ?自分の味覚がおかしくなった?」と思ったものの、家族全員が同じ感想を持っていて、確信に変わったそうです。
やっぱり日本の「食」はすごい

一方で、日本の“変わらない良さ”も強く実感。食べ物のクオリティは高くて、アメリカではいくらお金をかけても、日本のお寿司は食べられないこと。SushiをUberで頼んだ際にも、カリフォルニアロールや、照り焼き味がついていたりなど、日本でのシンプルなお寿司はなかなか出会えない。
お寿司屋さんでの小肌の話、スーパーやコンビニの丁寧な接客、食べ物のクオリティの高さなど、「やっぱり日本ってすごいな」と再確認する場面もたくさんありました。
海外に暮らすからこそ、日本の変化と本当の価値が見えてくる
物の値段や味、サービスの質──日々の変化は暮らしていると気づきにくいもの。だからこそ、たまに帰国して“外から”日本を見ることで、変わったものと変わらないもの、その両方の価値が見えてきます。
「サイレント値上がり」という現象の裏に、日本の“期待される品質”があることも感じさせられました。
一時帰国の「定番アイテム」と、2歳児との再会

今回の帰国で買ったものは、日本語キーボードのノートパソコン(アメリカでは買えない)、某ブランドのズボン(その場で丈直しをしてくれる文化が嬉しい!)、こういう細やかさも日本らしさだなぁと感じました。
他にも、日本でしか買えない、リライブシャツ、奇跡の歯ブラシ、こだわりの携帯ケースなど。毎回の一時帰国で「買って帰るリスト」があるのも海外在住あるあるかもしれません。
そして何よりも大きなイベントは、1年半ぶりに2歳の娘と再会したこと。完全に別人レベルに成長していて、驚きと感動の連続だったそうです。
次回予告
次回は、「豚鼻が効く」と評判の太巻きさんの“レストラン選びの嗅覚”に迫ります。海外でどうやって“外さないお店”を選んでいるのか、研究者視点のこだわりにも注目です。
🎧 ポッドキャスト『Lab & Life』もぜひお聞きください!
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📌 夫婦で制作中。配信は月2回予定。
🎙 次回もお楽しみに!
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